事務所体制

弁護士 岡崎秀也

 弁護士岡崎秀也は,かつては,こう思っていました。

 「目標を掲げて,寝食を忘れて努力する。人など関係ない。自分が全て。何があっても成功する。」

 しかし,それは,受験,資格試験など,やることが決まっている場合だけでした。とはいえ,それで弁護士になって仕事をしていたので,その考えから抜け出せず,手を出した事業がことごとく失敗しました。

 そこでわかったのです。

 一つは,成功は,運がいいこと。それは,困ったときに助けてくれる人,気付きが得られるかにあると。一人でできることは限られています。だから,困ったら助けてもらう。困った人は助けてあげる。それを,顧問の皆様も含めて,みんなで,今ここで実践したいと思っています。これが成功の秘訣と考えています。

 そして,もう一つ,目標としては,自分の死んだときのことを考えています。死んだときに,友人が私について何といってくれるか,です。私は,「岡崎弁護士に明日への不安,恐怖を克服する術を教わり,幸せへの道を歩むことができた」と多くの人に言ってもらいたいと思って,それを目標にして,そこから今を逆算して実践しています。今回,多くの顧問先を獲得したいと考えるようになったのもそれが理由です。

なお,事務所の体制ですが,荒木弁護士は,父上が弁護士でした。そして,その事務所に,かつて私の母親が働いていたことがあるという奇遇で入所してもらいました。父上は,私の結婚式にも参加してくれていたのです。 

 事務の体制としては,コロナでの転居を機に,ペーパーレスに移行し,データはすべてマイクロソフトドライブに保存して職員で共有しています。職員間の連絡はslackを使い,これもデータで共有しています。そして,それぞれの顧客毎に,マイクロソフトワンドライブに,閲覧用のファイルを設け,顧客毎にPWを設定して,ファイルを双方で共有して,メールなどではなくなってしまう情報を管理し,資料もFAX,郵送などをしないで,データで共有し,資料の散逸,漏洩の防止,ペーパーレス化,時間の短縮をしています。

 顧客との連絡は,チャットワークなどの各種方法があることは知っていますが,それを導入してもらわないといけない難点があります。そこで,電話,メールを使うことになりますが,多用しているのは,簡単な連絡は携帯電話にショートメールで連絡して,情報の共有はマイクロソフトワンドライブの閲覧用ファイルに共有ファイルを置いて,そこに双方で書き込むこととしています。こうすることで,情報を一か所にまとめることができます。

 なお,電話はクラウドPBX を導入しています。

 また,契約書のチェックにはリセを利用しています。これは,早い回答,漏れ防止,質の高均質化を考えてのことです。

 打ち合わせは,当初の一回目だけは対面も多いですが,それ以降は,電話ないしZOOMなどで効率化を図っています。DXは強化しています。

 そして,私は,卓照綜合法律事務所時代に,民事再生案件で沖縄に一年程度通い詰めたことから沖縄のファンになり,東日本大震災を機に,東京と2拠点体制にしようと思い,今では,原則,毎週金曜日に那覇に通い,沖縄でも仕事をしています。沖縄には友人もたくさんでき,顧問先もあります。

経 歴

昭和35年 12月16日生まれ

昭和54年3月 埼玉県立川越高校卒業

昭和60年3月 中央大学法学部卒業

平成2年11月 司法研修所入所 司法研修所期

平成3年4月 司法研修所入所(45期)

平成5年4月 弁護士登録

平成6年4月 卓照法律事務所入所(後に卓照綜合法律事務所に改称)

平成23年2月 弁護士法人ウィズ設立

現在 弁護士法人ウィズ 代表弁護士


所属・職歴

第一東京都弁護士会所属(登録番号23120)

平成6年4月 東京三弁護士会交通事故処理委員会

日弁連交通事故相談センター東京支部委員

平成11年5月 同支部嘱託

平成13年5月 同支部副委員長

算定基準部会長を兼務

(「民事交通事故訴訟損害賠償算定基準」

(いわゆる「赤い本」)の編集責任者)

平成18年12月 日本司法支援センター(法テラス)アドバイザリースタッフ

平成22年4月 同支部副委員長

平成23年4月 同委員会委員長

平成28年4月 日弁連交通事故相談センター本部理事


その他

日本賠償科学会

日本交通法学会会員

日弁連交通事故相談センター本部高次脳機能障害相談員

出版委員

第一東京弁護士会医療相談員


主な著作・発表論文

「民事交通事故訴訟損害賠償算定基準」

(いわゆる「赤い本」)日弁連交通事故相談センター東京支部 (毎年発刊)

「よくわかる手形小切手」新日本法規出版

「廃棄物トラブルの解決の手引」新日本法規出版

「ADRデータブック」第一東京弁護士会

「司法制度改革を考える~ADR」第一東京弁護士会報

「寄与度と非典型過失相殺」 ぎょうせい

「過失損害賠償論の胎動」ぎょうせい

「交通事故の法律相談」青林書林

「関与先指導に生かす契約書式クリニック~第8回 金銭消費賃貸契約書」

 旬刊速報税理(2004.1.1)ぎょうせい

「専門訴訟講座① 交通事故訴訟~死亡による逸失利益~」民事法研究会

「自転車事故過失相殺の分析」(共著)ぎょうせい


講 師

平成13年02月 第一東京弁護士会ビデオ講義「頚椎損傷」

平成14年05月 内閣府相談員研修「過失相殺」

平成14年06月 日弁連交通事故相談センター東京支部「自賠責保険と遅延損害金」

平成15年02月 日弁連交通事故相談センター東京支部「人身傷害補償特約」

平成15年05月 日弁連交通事故相談センター東京支部「人身傷害補償特約」

平成15年11月 日弁連交通事故相談センター東京支部「自転車の過失相殺」

平成16年09月 日弁連交通事故相談センター東京支部「むち打ち症」

平成18年05月 日弁連交通事故相談センター東京支部「人身傷害補償特約」

平成20年03月 日弁連交通事故相談センター東京支部「年金逸失利益」

平成20年04月 日本弁護士連合会「交通事故によるお損害賠償の基礎」

平成21年08月 日本弁護士連合会「交通事故によるお損害賠償の基礎」

平成23年01月 日本弁護士連合会ビデオ講義「過失相殺,寄与度減額,損益相殺


弁護士 荒木陽一

経 歴

昭和58年3月 私立秀明学園高等学校 卒業

平成元年3月 私立慶応義塾大学 卒業

平成23年3月 私立専修大学法科大学院 卒業

平成25年1月 黒門法律事務所 勤務

平成25年4月 原子力損害賠償紛争解決センター 勤務

平成27年2月 弁護士法人伊予 勤務

平成28年8月 上原誠法律事務所 勤務

平成30年6月 弁護士法人ウィズ 入所